欲しいものなくない?NAMMショー2018どう思いましたか?

毎年行われている楽器界の祭典NAMMショー。

 

弦マガ編集部担当もギターに関わる新製品を楽しみにしているんですが。
今年のNAMMショー。。どう思われましたか?

 

まず最初に弦マガでは、

 

ミニマム構成であること
小さいこと
軽いこと

 

に重きを置いたブログです。
正直、ギタリストがコロコロででかい機材を運ぶなんてナンセンス。

 

くらいな指向性のブログです。
(現代の技術を使えば、ギターケースだけでできるはず。)

 

そんな中NAMMショーの弦マガ的感想は。

 

紹介できるものがない。

 

です。
本当におすすめのものを紹介していきたいので、それが見つからないときは記事にしません。

 

今年のNAMMショーはひとつも紹介できるものがありませんでした。

 

ギター業界は頭打ちなのか?

今でも真空管のアンプが一番いい音であるということはあるのかもしれませんが、
それでも世間ではどれくらい技術が発展していると思いますか?

 

IoTやブロックチェーン、AIなどの新技術がどんどん使われてきています。

 

クラウドなんて言葉もそうですよね。
例えばこれまでは各社サーバを自前で用意しなければならなかったのですが
今は仮想環境でサーバの構築、さらにはアクセス過多になった場合は、自動で増幅させることもできるんです。
(しかも利用料は使った分だけ)

 

世の中はこれだけ進化しているのに、ギター界は止まったまんまの印象です。

 

なぜギター界は発展しないのか

それは単純にビンテージがいいと言われて、
新しいものが売れない(そりゃあGibsonも傾きます)いるだけではないと思います。

 

メーカーが新技術に疎い

 

これに尽きると思います。
エフェクターだって未だにアナログ回路のものがありますし、ゲルマニウムだ何だとか言ってるんですから。

 

そりゃあ進化しません。

そんな中ZOOMはいち早くデジタル技術を取り入れ、昔はあまり評価が高くなかったですが
現在ではプロも使う一大ギター機材メーカーとなっています。

 

弦マガ編集的あったらいいな新製品

単純に弦マガ編集担当があったらいいなぁと思うもの。

 

それを考えてみました。

ギターボディーに取り付けられるブーストスイッチ

ギターソロを弾くとき、足元でブースターを踏んでから、ステージ前へ出る。。
なんてもう古いと思うんですよね。

 

今はBluetoothがあるんですから、ブースターのオンオフは、手元でできるべきです。
音量ブーストは構造上、歪後に入れる必要がありますので、ブースター自体は足元に、
コントロールはギターボディーにできれば最高だと思います。

2.4GHz帯の混線とか問題はあるのかもしれませんが、不可能ではないと思っています。

 

どこでも踏めるワウペダル

こちらも無線技術。
ワウペダルだって無線でもうできるでしょ。と思います。
ステージアクションで動いているのに、ワウが必要なときだけアンプ前に戻る。。なんてもう古い気がします。

 

無音のメトロノーム

これはもう実現しています。

これまで打ち込みとの同期はドラムだけがクリックを聞いていましたが
これはメンバー全員が聞こえるべきと考えます。
今は振動型メトロノームデバイスがありますので、これでリズムの向上を図ることだってできます。

 

リハーサル向上アイテム

例えば、PCMレコーダーみたいなもので、各楽器のバランスを提案してくれたり、
「ギターもっとミドル下げて」とか帯域制御の部分を提案してくれたり。
こういのはメンバーの喧嘩の要因にもなりますから機械に言ってもらったほうがいいです。

 

DTMではスペアナといって、ミックスでは普通に使いますし、ニュートロンのように自動で帯域を決めてくれるようなものもあります。

そういったものをガジェット化しリハーサルの質を上げるとか。

 

骨伝導イヤーモニター

現在のイヤーモニターは難聴になりやすいですし、いっそ骨伝導方式でできたら
外音も聞こえるのでいいですよね。

 

また、現状アマチュアのライブハウスではイヤーモニターはPAさんとの調整が大変なようなので、
その辺も簡単にできるツールがあるとうれしいです。 

 

ハイレゾアンシミュ

単純ヘルツでいえば人間の可聴域分は44.1kHzサンプリングで出力できていますけど。

 

ビットはもっと高くしてほしいですね。この数値が上がるとカクカクなデジタル波形がどんどんなめらかになる
=真空管に近づくということですので。Helixは24bitですけど、それが可能になったならもうっと高ビットレートにしてほしいです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

ちょっと考えてみると、現在の技術で想像してみると
かなりギター界でもできることがあると思うんです。

 

はっきりいって進化レベルが遅いギター界。
トラディショナルを残すのもいいですけど、

 

メーカーさん、よろしくお願いしますね。

 

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