最近ではアンプシミュレート技術も発達し、様々なビンテージアンプをシミュレートした音をたくさん持ち歩ける時代になりました。
真空管アンプはすぐ壊れる!ヘタる!ヒューズが飛ぶ!
しかも重い!
でもこいつの音が最高なんだよなぁ~という方もまだまだいらっしゃいます。
それが維持できて、リハにも持っていけて、ライブでも使える環境があるならばいいのですが、実際なかなか難しいものです。
独自の進化を遂げてきたアンシミュ
昨今では、LINE6をはじめ、BOSS、ZOOM、Kemper、フラクタルから様々なアンシミュが発売されていますし、その技術は進んでいます。
例えば、Kemperはアンプの音をコピーする機能がありますし、
フラクタルはアンプをステレオで2台使うことができたりします。
エフェクトも一通り入っているので、重いエフェクトボードを持ち歩く必要もなくなり、軽さを求めアンシミュに移行する人も多くなってきました。
最近はプロでも、こういったシミュレータで音を作りライブを演っている人も多いです。
マーティフリードマンも今ではKemperを使って、中音はスタックアンプをモニタに、外音は完全にKemperのLineの音でライブをしていました。
こういった使い方は、リハの音バランスもよくなり、ギターが大きすぎたり、
逆に聞こえないということもなくなるので、とても便利です。
しかし、アンプシミュレータの多くは、パワーアンプを搭載しておらず、
またパワーアンプ自体重いため、スタジオのアンプのパワーアンプ(リターンに接続)に頼らずを得ませんでした。
つまり結局は、アンプのパワーアンプの特性でアンシミュ本来の音を再現できていなかったことになります。
ついに出た!最軽量、最少のパワーアンプiSP STEALTH
弦マガ編集部でも、小さいパワーアンプを常々探していたのですが、
やはりラックタイプが多く、それなりに重さもあるもので魅力的なものはありませんでした。
しかし、昨今のフロアタイププリアンプの対等からニーズも強まり、
ついに発売されたのがiSP STEALTHなのです。
重量およそ544gのパワーアンプ
iSP STEALTHの重量は、なんと544gです。
これまでこんなに軽いパワーアンプはあったでしょうか?
これなら、軽さのために導入したアンシミュに追加しても、
移動などに問題ない重さです。
サイズも横22.8cm、縦10cm、高さ5cmなので
ギグケースにすっぽりと収まります。
重量からは想像できない!最大175W!
小さいからパワーがないと思われがちですが、パワーも申し分ありません。
STEALTHがあれば、スタックアンプのキャビに突っ込むだけで、ゴキゲンなサウンドを出力しています。
8Ω 175W/16Ω 106Wでのモノ/ブリッジ接続、ステレオで使用する場合は4Ω 90W(各ch)、8Ω 60W(各ch)で出力できるので、アリーナクラスのライブまで耐えうるポテンシャルです。
残念ながら真空管のパワーアンプではありませんが、
むしろ壊れやすい真空管よりも、デジタルパワーアンプのほうが耐久性や熱の面で有利です。
それよりも、いつでも、どこでも同じモニター環境でリハなりライブができるメリットが大きいといえます。
アンシミュ使いで、軽くて持ち運びに便利なパワーアンプの導入をお考えの場合はオススメの製品です。
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