昨今はペダルボード自体の軽量化も進み、従来のボード型から
PedalTrainのようなスノコ型などバリエーションも様々です。
また、エフェクターを固定する道具も様々あり、
安価にペダルボードを構築できる時代となっています。
なぜエフェクターは軽量化されない?
編集部は常々思っていたのですが、
なんでエフェクター自体は軽量化がされないのだろう。。
編集部のある東京では、車文化ではなく、キャリーカートで運ぶ人が多いです。
カーシェアリングなど、車を持たずに使えるようなサービスもありますが、
そもそも地下鉄などが便利すぎるので、まだまだ電車の人が多いでしょう。
でも、他の乗客からしてみたら重機を運ぶのは迷惑ですし、
もっと軽くできないかと思っていたのです。
そもそもエフェクトボード自体に固定をしてしまうので、
エフェクター自体に重み、安定性なんて不要な時代なのです。
そんな中やっとのことでミニエフェクターが出始めました。
本日は、軽量ワウペダルのランキングをしてみたいと思います。
WAHペダルにはかかり具合にこだわりがある方も多いと思いますが、今回は単純に重量でのランキングとなります。
それぞれの個性については記載していきますので、ランキングに拘らず、自分に合いそうなペダルを探してみてください。
ミニワウペダル重量比較ランキング
第1位 340g HOTONESOUL PRESS
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堂々の第一位はなんとの340gです。
出力ジャックを抜き差しせずにVolとWahの切り替えができるアイテムで、ステレオケーブルがあればエクスプレッションケーブルとしても使えます。
サイズは62.5(W)× 138(D)× 51mm(H)
最近のスマホと変わりません。
トゥルーバイパス使用でWah自体はCrybabyを再現モデルとなっています。
踏み込み角度もCryBabyと同様です。
なお電源は9V乾電池か、通常のエフェクターで使われるセンターマイナス9V DCなのでパワーサプライ等も問題ないと思います。
第二位 約440g Jim Dunlop CBM95 CryBaby Mini Wah
【ミニサイズ・クライベイビー!】Dunlop 《Jim Dunlop/ジム ダンロップ》 CBM95 CryBaby Mini Wah |
第二位は本家ジムダンロップのCryBabyです。
ジミヘンやクラプトン御用達のブランドですね。
440gで80(W)×132(D)×63mm(H)
これまで従来のペダルを使ってきた方のために、高さや踏込角度をそのままにしています。
インダクターは伝統のファセルでもちろんトゥルーバイパス。
内部スイッチでロー/ビンテージ/GCB95とサウンドを変えることができます。
第三位 約470g AMT Electronics/ワウペダル WH-1 Japanese girl
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第三位はAMTです。470gで62(W)x110(D)x 58mm(H)
こちらもバンドパスフィルターを3種類に可変可能なモデルで、トゥルーバイパスです。
青色インジケータ搭載なので、ONOFFがわかりやすくできています。
独自の技術でガリとは無縁のメンテナンスフリーである点が高評価です。
第四位 625g Plutoneium / Chi-Wah-Wah
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第四位は625gのチワワウです。
WAHペダルの小型化はここから始まったという革新的モデルです。
72(W)×133(D)×59mm(H)となります。
こちらはペダルが独特で、通常のWahペダルとは逆に(かかと側)踏み込む感じになります。
タッチセンサーがあるので自動でONOFFとなるのが他のモデルとと差別化されています。
第五位 920g MORLEY Mini Morley Wah MMW
MORLEY Mini Morley Wah MMW |
第五位はMOREYでした。重量としては重いですね。
MOREYといえばスティーブ・ヴァイ巨匠がお使いですね。
(Passion and Warfareは本当に名盤!)
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オプティカルセンサー搭載で、ノイズレスで音ヤセの少ない構造です。
サイズ的に114(W)×171(D)×88mm(H)とやや大きめですが、
ワウ音量の調節ができるので便利です。
見た目で選んでもいい
結局のところ、エフェクトボード内の見た目で選んでもいいと思います。
色鮮やかなペダルボードは自慢したくなりますし、ステージ上あまり見えませんが
ちらりとみれる色鮮やかなボードたちはステージに彩を加えてくれます。
300g~500gってどれくらい?
今回このようなランキングになりましたが、グラム数言われてもわかんねぇよ!って言われそうなので、
一応目安を書いておくと
300gというと、ラーメンだと大盛りくらいの量ですね。
500gは超大盛り。つけ麺屋の最大サイズくらいですw
(ギタリストはラーメン好きと勝手に思っている)
他にも
300g:メガマック、ipadmini、お米2合、トイレットペーパー1個
500g:中身入りペットボトル500ml、ヤングジャンプ
家の近くに楽器屋がない方は参考にしてみてください。
ちなみに筆者なら
ワウペダルはかかり具合やレンジ、トゥルーバイパスなど、音色がメーカーそれぞれあり、
音にこだわる方は、「これじゃななきゃ嫌!」という方が多いと思います。
筆者も昔はそうでした。「Budda-Wah」でないと嫌だった時代もありました。
しかし、いろいろなミュージシャンのバックで弾いたり、レコーディングしたり、ミックスしたり
音楽の経験が増えていくと、
「ギタリストの拘りはアンサンブルの中ではあまり重要ではない」
ということがわかってきます。
勿論、出音は大事です。気に入った音の安心感はプレイにも反映されます。
ただ、どのメーカーも質のいいものが出ているので、筆者はまったく拘りがなくなってしまったのです。
なので筆者は、迷わずHOTONESOUL PRESSを選ぶと思います。
踏み心地は、こちら側が慣れればいいだけですw
みなさんも、今回のランキングに惑わされずに、
自分の中の優先順位をはっきりさせて、ペダルを選んでください。