オールドPAFとは
ギターの2大巨頭といえば、ストラトキャスターとレスポールですが、
レスポールで一番と言われているのが’59のトラ目のものです。
その復刻版で杢目がいいものは、最低でも60万くらいはする超高級ギターです。
レスポールといえば、ジミーペイジが思い浮かぶ弦マガ編集部担当ですが、
その時代にレスポールに使われていたピックアップにはPAFという刻印があります。
PAFとはPatent Applied Forの略で、特許出願中という意味です。
当時はシングルコイルしかなかったものを、位相の異なる二つのコイルを一つの筐体に固定し、
ハムノイズ(雑音)をキャンセルするピックアップということで、特許を出願していた時代のピックアップです。
オールドPAFを再現していたトムホームズ
少し前までは、ビンテージPAFの最高峰といえば、トム・ホームズピックアップが有名でした。
しかしながら、とても高価であったためか、近年はクローンPAFを安価で出すメーカーが増えたためか代理店契約も終了し、日本では手に入らないものとなってしまいました。
Bare Knuckle Pickups Mule
トムホームズは残念ながら生産完了してしまいましたが、オールドPAFを再現したピックアップはまだあります。
Bare Knuckle Pickups Muleがそうです。
ビンテージPAFのトーンを再現しつつも、周波数バランスの見直しを行い、現代のスタイルでも対応できるピックアップに仕上がっています。
パーツには42AWGプレーン・エナメルワイヤーを使用していて、それぞれのボビンの巻き数を変更するなどして、明瞭なサウンドと更に幅広いダイナミックレンジを実現しているのです!
Alnico IVマグネットを使用しているので、素早いレスポンスを実現した低音、リッチな中音、コントロールしやすい高音を持っています。
ゲインを下げた時にもスムースなハーモニックスや倍音は衰えずに、同時にクリーンサウンドでは煌びやかさと奥行を併せ持った音色をアウトプットしてくれます。
ビンテージPAFを再現したピックアップの中では、低音がモコモコするようなものもあるのですが、Muleではそういったこはありません。
4芯ロウ付け対応
オールドPAFともなりますと、コイルタップ不可かつ、ハウリング防止のポッティング(ろう付け)がされていないものが多いのですが、Muleはそれにも対応しています。
つまり、ビンテージでありながらコイルタップも可能ですし、ハイゲインにも対応できるネオビンテージということですね。
(なんか書いていてネオクラシカルというワードを思い出し、イングヴェイ先生の顔が浮かびました。)
現在はこちらで紹介したように、ハンダ不要のピックアップ配線も可能です。
Bare Knuckle Pickups MuleとToneShaperであなたオリジナルのネオビンテージトーンを追及してみてはいかがでしょうか?
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