音楽を物語るとき、よくこういうワードを聞きませんか?
センス
この言葉は音楽で本当によく使われる言葉ですよね。
一般論になってしまいますが、
「センスとは努力の仕方がうまい人だ」
とか
「センスという一辺と努力という一辺の面積が技量となる」
とかいろいろあると思います。
手グセを超えた音感力
ギターやその他の楽器にについては、超一流プレーヤーの映像を見て、
あの人はどうしてこんなフレーズが弾けるのだろう?
どうしてアドリブでこんな素晴らしいメロディが奏でられるのだろう?
と思うことありませんか?
それはもちろん、日々の練習用にも比例し、手グセのフレーズもあると思いますが、
中には、自分が思い描いたフレーズをそのまま弾ける人がいます。
ジミヘンドリックスはそうだったという説があります。
で、そういったセンスのカラクリを推測するに、
要は相対音感が半端ないということなんだと思うのです。
今日はその相対音感を鍛えるトレーニングアイテムのご紹介です。
Musician Ear Training Secrets(コールユーブンゲンNo.1~87)
音楽に絶対音感は必要ない
音楽を語る上で、絶対音感と相対音感というものがあります。
絶対音感というのは、何もないところで”ミ”を弾いたときにそれがミとわかる能力で、
3歳までしか会得できないと言われています。
ですが、この絶対音感は、音楽をする上でまったく必要ありません。むしろ、音楽をする上では邪魔なものと言えます。
本当に必要なのは、相対音感です。
相対音感とは、ある基音を鳴らして、次に鳴った音が基音からどれくらい離れているかわかる能力です。
対して相対音感はとっても大事
巷に流れる音楽というのは、ドレミファソラシドというインターバルを基本にできています。
12音の間隔でみると、全全半全全全半ですよね。
キーがCだったら、ドレミファソラシド。(基音はド)
キーがGだったら、ソラシドレミファ#(基音はソ)
このどちらも全全半全全全半という音の間隔です。
相対音感は何のキーであっても、今なっている音が基音から何番目の音かがわかる能力なんです。
よく、カラオケで曲のキーを変えると歌えなくなる人がいますが、
そういった方は相対音感が弱いということです。
この、相対音感を鍛えることが音楽をやる上でとても重要なのです。
相対音感を鍛えると
相対音感を鍛えると、例えば耳コピが早くなります。
電車の中で、楽器がない状態でも耳コピーができるようになります。
曲の中の基音を探して、あとは他の音がどれだけ離れているかわかればもう耳コピ完了です。
またコードなども瞬時に、これはメジャー、マイナー、セブンスとわかるようになります。
つまり、周りでなっているハーモニーがわかるようになり、
アドリブやインプロヴァイズ時に、弾いてはいけない音(アヴォイドノート)がわかるようになるのです。
そうなれば、たとえ手グセがなくても、あなたは縦横無人に指板の上で思い通りのフレーズを奏でることができるでしょう。
相対音感を鍛えるためにコールユーブンゲンをやろう
今回ご紹介するアイテムは、所謂イヤートレーニング商材です。
PDFと音源をダウンロードすることにより、手軽にイヤートレーニングができます。
音源に合わせて、歌唱したり、頭の中で歌うことにより相対音感がバリバリ鍛えられます。
巷の音源がすべて移動ドで歌えるようになってきたら、かなり上達したと言えるでしょう。
さらに続ければインプロヴァイズの幅も広がります。
PDFとMP3ファイルでの販売ですので、iPhoneなどに入れて毎日移動時に聞くこともできます。
もし、自分に音感が足りないと思う方はトレーニングしてみるといいですよ。
Musician Ear Training Secrets(コールユーブンゲンNo.1~87)