エフェクトボードを組みたいと思ったとき、付属のマジックテープを使っていると
移動して開けたときに、しっちゃかめっちゃかになっていることが多いです。
コンパクトエフェクターや、スルーボックスなどの小さいものはこれでも大丈夫ですが、
スイッチャーやワウペダルなどの重いものは、安いマジックテープでは負けてしまいます。
強力マジックテープで箱庭を作ろう
では、どのようなマジックテープを使えばいいのか。
今日はおすすめのマジックテープとそれに付随した関連アイテムをご紹介します。
おすすめマジックテープ
One Control
こちらはギター小物を多数出している、One Controlのマジックテープですね。
本日ご紹介するものの中では一番弱めのものですが、やはりエフェクターのことを考えて作られていますし、
通常のコンパクトエフェクターなどはこれで十分ではないかと思います。
ドリームコーポレーション
ドリームコーポレーション製の強力タイプファスナーです。
こちらであれば、スイッチャー類でも問題なく固定できるでしょう。
気を付けなければいけないのは、ボードに貼ってあるのがメスなので、必ず「オス」を購入してください。
3M
3M製のデュアルロックファスナーです。世界の3Mはやっぱりスゴいです。
今日ご紹介する中では、最強です。スイッチャーやワウにとりつける場合でも、
両端に数センチ大のものを貼るだけで、超強力に固定できます。
ほぼ業務用みたいなものです。
強力すぎて、これを外すのに私は爪がめくれたことがあります。
無理に引っ張ってボードのメス側が剥がれて木がむき出しになったこともあります。
(通常のボードのメスでもくっつきます。)
それぐらい強力なので気を付けてください。
なお、これで固定してしまった場合、オスとメスの間に定規やカード類を押し込みながら剥がすと楽にできます。
値段がとても張るのですが、別メーカーで似たようなものもあります。
こういったものがあると便利
エフェクトボードを構築するとき、箱庭のように美しくしたいですよね。
そういったときに役立つアイテムも簡単にご紹介しますね。
脱脂洗浄剤
マジックテープを貼り付けるのに、エフェクター側が手の油などがついていると、
マジックテープ自体を貼り付けるテープの力が弱くなります。
そんなとき、脱脂・洗浄剤を使うと、油がキレイにとれてテープのつきがよくなります。
ただし、エフェクターの塗装によっては、塗装が剥がれたり溶けたりする場合がありますので、よく確認してから行ってください。
クリーナー
エフェクターについてる四足がテープで貼っている場合があります。
そういったものを剥がした後、ベタベタの状態でボードを組むのはあまりよくありません。
見えない部位ではありますが、この処理が甘いとやはりマジックテープ自体を貼り付けるテープの粘着力が落ちるためです。
しっかりとシールはがしでキレイにしてあげましょう。
ただし、これも強力なものを使うと塗装が剥がれたり、溶けたりするので注意してください。
おすすめなのは、実はフィンガーイーズです。
本来は指板上の滑りをよくするものですが、代用可能です。
ねじりっこ
結束バンド
スイッチャーなどでボードを組む場合は、シールドが多数になります。
縦横無尽に配線したシールドをある程度まとめておくととってもキレイに見えます。
そういったとき役に立つのがねじりっこや結束バンドです。
固定具
ある程度まとめたシールド類ですが、それだけではあまりキレイにみえないかもしれません。
しかし、この結束バンドの固定具を使って、ある程度レールのように道をつくってあげるととってもキレイになります。
ジャンクションボックス
なくても大丈夫なものですが、エフェクトボードを組んだときはInとOutをまとめておくといいです。
大きなボードの右側にギターをインプット、
左側からアンプへアウトプットとなると、配線も面倒ですし景観も悪いです。
そんなときこのスルーボックスを使えば、InとOutを一か所にまとめられます。
まとめ
お気に入りのエフェクトを多数並べて立つステージは、とても安心感があります。
それをキレイに箱庭のように作れば、ステージや練習のモチベーションも上がります。
今日ご紹介したアイテムを使って、あなただけのエフェクトボードを構築してみてください。