【BIAS Mini Guitar Bassレビュー】ミニマムアンプで満員電車も安心なのにパワーは300W!

今ギター界でアツいPositive Grid

Positive Grid社の製品についてはこちらの記事でいくつか取り上げました。

これまでは主にPC上で利用する、どちらかというとDTMer向けの製品でしたが、
今回新たにBIAS Mini GuitarおよびBIAS Mini Bassをラインナップに追加しました。

 

 

 

小さいボディーに300Wのパワーアンプ内蔵

これまでアンシミュを利用してきた方もパワーアンプはライブハウスのマーシャルかJCで。。

って方多かったんじゃないでしょうか?
アンプのリターンに接続することでアンプのキャラクターを決めるプリアンプを通さずに、

パワーアンプの力だけ借りる。

とってもスマートな方法ですが、やはりアンプはアンプ。
コンディションにより出音が変わってしまうことがあります。

しかし、BIAS Miniなら300Wものパワーアンプを内蔵しているので、
あとはライブハウスのキャビに突っ込めば、変わらない出音を再現することが可能です。

それなのにサイズはとっても小さく、ハーフラックサイズに2.4kg楽に持ち運べます。
昔のノートパソコン程度の重さですよ!
これですよ!弦マガ的に待っていた製品は!!

もうギタリストがクソ重たいカート引きずって
通りすがる人に怒られる、

ミュージシャン的に肩身狭い時代

は終わりを迎えつつあります。

 

BIAS AMPをそのまま鳴らせる!

BIAS Miniを購入するとBIAS AMP2 Pro版がそのままついてきます。

つまりあなたのPC上で激カスタマイズしたギターアンプをそのままBIAS Miniにぶちこんでライブで演奏することができてしまうのです。

なんと便利なんでしょう。

 

ハードでも触れるけどスマホでも操作!

BIAS AMPはPCやMAC上で動作するものですが、スマホ版もあります。

このあたりBIAS Miniも対応していて、
筐体にはギタリストがよく目にするつまみだけなのですが、

なんとBluetoothで筐体に接続して、さらに深いところまでカスタマイズできるんです。

ライブ当日に弄りたくなったときに重宝する、便利機能ですよね!

 

勿論センドリターン&MIDI装備

この製品は所謂「アンプ」ですので、エフェクトはついていません。

なのでエフェクトをかけたい場合は別途ベダルが必要になります。
(個人的にはすごく惜しいところ。)

したがって、ディレイやコーラスなど空間系をプリ後に差し込みたい場合のために
センドリターン端子を用意しています。

また、それらを一括して制御できるようにMIDIにも対応しています。

MIDI対応のスイッチャーと合わせれば、アンプモデル変更とエフェクト変更を一発でできるようになります。

 

少し惜しいところ

弦マガ的には、これ一台でBIAS FX的なエフェクト部分までカバーできていれば最高でした。

が、このサイズと重さでアンプは完結し、パワーアンプまでついているのはかなり評価できます。

最近はスノコ型の軽いエフェクトボードもありますし、MIDI対応のスイッチャーも増えているので、
ミニマムセットを組んでもよいでしょう。

ちなみにGuitarとBassの違いですが、

・外観
・プリセット
・ミドルスイッチ(Bassのほうが細かく設定可)
・アウト端子がBassはスピコン対応

となっており、基本的にはどちらも利用可能なようです。
ワットも統一されています。

発売は2018年8月のようです。
楽しみですね!

 

 

 

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