楽器メーカーのFenderが代理店業務を行っていた山野楽器との契約を終了したのは、 まだ記憶に新しいニュースです。
コピーライセンスの使用許諾も得ていた、フェンダージャパンをブランドとしていた神田商会との契約も現時点で終了しています。
そしてここに来て、イケベ楽器が楽天市場店からのFender製品取扱を終了することを発表しました。
これはいったい何を意味するのでしょうか?
Fenderは事業改革を迫られている
私達ギタリストにはとっても馴染み深いメーカーであるフェンダーですが、実は負債を抱えていて、大きな改革を求められています。
そんな中、日本という市場はとても儲かる市場なのです。
であれば、代理店ではなく自社からそのまま売ったほうがいい。
ということで、これからはFender社が対面販売するようなサテライトショップをオープンしていくようです。
地方の人はどうなるのか?
直営店を営業するスタイルは、かんたんに言えばアップルストアですね。
しかし、これから全国にどれだけ展開されるかは未知数です。
楽器ともなると、そもそも母数はけして多くはありません。
東京にはできると思われますが、その他の地方都市に直営店ができるのはまだまだ先の話になるのではないでしょうか?
イケベの通販サイトではこれからも買える
イケベの楽天市場店でのFender製品の取り扱いは終了しますが、
イケベの通販サイトではこれからも販売は継続するので、
現状そこまで心配する必要はないと思います。
しかし、まだ先行きがしっかりと見えていません。
とくに地方に住まわれている方は販売終了の前に検討するべきときに来ているのかもしれません。
イケベ楽天市場店
フェンジャパがなくたってフジゲンがある!
フェンダージャパンブランドはすでになくなってしまいましたが、
実はその昔フェンダージャパンを作っていたメーカーが
今は独自ブランドを立ち上げています。
それはフジゲンです。
フジゲンは昔からクオリティの高いギターを作り続けています。
ヘッドのロゴの好みは分かれますが、
USA並みの予算がない場合は、フジゲンを視野に入れていくのもいいでしょう。
フジゲンカスタムハウス楽天市場店
また、以前紹介した、フェンダーマスタービルダー並のギターを
格安で生産している職人もいますので、是非みてみてください。