ギタリストやベーシストのみなさんでも、デモを作成したり、レコーディングをしたときにミックスという作業があることは知っていると思います。
昨今では、一発録音の音源はほぼないに等しく、
レコーディングはドラム、ベース、ギター、ボーカルなど別々に録音してがっちゃんこする作業が行われます。
で、出来上がったデモや、メンバーの誰かがミックスした音源を聞いてみて、
あれ?なんか音小さくない??
と感じたことはないでしょうか?
自分の好きなバンドの曲と比べてみたときに明らかに音量が小さかったり、迫力がなかったりします。
それは、巷の音源がリミッターをうまく使っているからです。
音圧戦争は終わってない!
巷のCDは、そのようなリミッターを使うことによって他の曲よりもインパクトを出すために、
聴感上の音を大きくするような処理が行われています。
そのリミッターにも限界があり、ヘタなエンジニアが作ったCDは部分的に音が割れてしまい、
曲が破綻してしまっているものもありました。
最近では、DTMのプラグインで優秀なリミッターが続々リリースされています。
もし、あなたの渾身の一曲が音量の差で日の目を浴びないなんてことにならないように、
是非リミッターを導入して、曲の迫力を上げてあげましょう。
RMS値?
そういったリミッターには、必ずRMSメーターというものがついています。
RMSはカンタンにいうと、音の平均的な音量がわかるメーターです。
昔は、せいぜいRMS10程度の音源が普通でしたが、
昨今のCDではサビになるとRMS6にまで迫るものもあり、
音圧戦争が終わっていないことを示していると思います。
弦マガ!オススメリミッター
ここで弦マガ!おすすめのリミッターを紹介したいと思います。
Waves Gold
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バンドルの製品ですが、この中に入っているL1などは、一昔前のCDには必ず使われていたリミッターで、
非常に簡単にクリアに音圧が上がるアイテムとして重宝されています。
T-Racks Deluxe
こちらもイコライザーやコンプなどのマスタリング向けプラグインのバンドルですが、
これに入っているBrickwall Limitterも非常にクリアに上げることが可能です。
Slate Digital FG-X
SLATE DIGITAL FG-X |
最近とても多くのCDに使われているリミッターです。
独自の回路でトランジェントさせながらリミッターとして動作すすrので、CPUを食いますが
とってもクリアに音圧が上がっていきます。RMS値6くらいまで可能です。
A.O.M
日本で作られているプラグインメーカーです。
ネット販売のみになりますが、非常に優秀なリミッターで、どこまでもクリアに音圧が上がります。
まとめ
このように、まだまだリミッターの新しい製品がリリースされるあたり、
音圧戦争は、弦マガ編集部的にはまだ終結していないと思っています。
とくにCDというものは、作る側も、聞く側も「人生を変え得るもの」ですので、
追い込みかけてハイクオリティに作りたいですよね。
そういったときに、今回ご紹介したプラグイン達がきっと役に立つと思います。
MAY THE MUSIC PASSING THROUGH THESE PLUG-INS SOMEHOW HELP TO BRING JUST A LITTLE MORE PEACE TO THIS TROUBLED WORLD.