毎年新しい機材が発表されるNAMMショー。
おおこれは魅力的だ!とか、うーんこれはイマイチなど感想は様々ですが、

2017NAMMショーで展示され、既に発売されている機材の中におもしろいものを発見しました。

今回はアコースティック弾きに朗報です!

 

iRig Acoustic Stageとは

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IK MULTIMEDIA iRig Acoustic Stage
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iRigって弦弾きなら聴いたことはありますよね。
主にiphoneをアンプにできたりするようなデバイスを多数発売しているイメージです。

したがってステージ上で実際に使えるよなものはあまりなく、練習用だなーというイメージだったのですが、
MEMSマイクを使った本格的アコースティックギター用マイク&プリアンプを発売してくれたのです。

アコースティックのエレキ化はホントにタイヘン。
アコースティックの音をエレキ化するには、主に3種方法があります。

まずはそれを振り返ってみましょう。

 

マグネット式

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SUNRISE S-2 [アコースティック用ピックアップ]
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これはエレキギターのピックアップと同じ仕組みですね。
弦振動を磁石で拾い、電気信号化するシステムです。

甘いサウンドが特徴で、よく言えば太く、悪く言えばアコースティックの気持ちいいハイが出ないピックアップです。
マグネ臭がするなんてよく言いますね。

マグネットで電気に変えるマイクですので、ナイロン弦では機能せず、
またボディを叩く音は拾えません。

 

有名どころでは、SUNRISE S-2などがあります。

 

ピエゾ式

これはブリッジや、ボディーの中に貼るピックアップです。
ピエゾ素子は振動を電気信号に変える素子で、マイクとして機能します。

よく言えばキレイなハイが出るマイク、悪く言えばペチペチした音って感じでしょうか。

振動を電気に変えるのでナイロン弦でもいいですし、ボディを叩く音も拾えます。
ovationなどが、ピエゾの代表格でしょうか。

 

コンデンサマイク式

これはヴォーカルのレコーディングでも使われるコンデンサーマイクと同じです。
繊細な音が拾えるため、一番アコースティック本来の音が拾えるマイクといえます。

ただし、繊細故にハウります。
弦マガ編集部担当はこのマイクを使ったことがないのですが、ライブの環境ではソロギターなどのライブを除き、実用には耐えないかもしれません。

このように大まかに3種類のピックアップ手段がありますが、
多くはピエゾ単体か、もしくはマグネット&ピエゾミックスで使う方がとても多いですね。

押尾コータローさんなどはミックス型といえるでしょう。

最新マイクでは、SkySonicが上記3種すべての方法で拾えるピックアップを発売しています。
これもとってもごきげんサウンドです!(がやや高いですね。)

 

 

iRig Acoustic Stageはマイク式

今回発売されたiRig Acoustic Stageはマイク式です。

 

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IK MULTIMEDIA iRig Acoustic Stage
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MEMSマイクというのは、携帯電話にもよく使われている、超小型のマイク技術です。

超小型にできるため、マイクを複数台搭載してノイズキャンセルなどが可能になり、
昨今の携帯電話の音質向上に貢献しています。

このマイクを使えば、より繊細にハウらずに、より自然な音をピックアップできるということです。

 

マグネ臭、ピエゾ臭とさよなら

コンデンサマイク式はこれまでハウリングの問題で敬遠されがちでしたが、
このMEMSマイクなら、ハウリングの心配なしに、またアコースティックギターに穴をあけたりせずに搭載することが可能です。

付け方もサウンドホールにクリップするだけ。
だからウクレレにだって全然使えます。

 

最新技術がギター界に寄り添ってきた

弦マガ編集部はいつも思っていたのです。

 

ノートパソコンが本当にB5サイズになりつつある時代に、どうしてギター界の機材は発展していかないのだろう。
どうしてアンプはデカくて重いままなのだろう。と。

きっとIntelのCPUなど使えば、もっと小型にいろんなサウンドが出せる時代がやってくるはずとも思っていました。

昨今、それが実現しつつあります。

このMEMSマイクも携帯の技術ですからね。

これは本当に画期的アイテムだと思います。
是非サウンドをチェックしてみてください。

 

 

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