左利き用のギター??
実は弦マガ編集部担当は左利きだったりするのですが、
ギターは右効き用を使っています。
元々字は右に矯正していたので違和感なく入ることができました。
ですが、生粋の左利きの人がギターを始めようと思ったとき、いったいどっちを買えばいいんだろう?
って悩んだりしますよね。初心者であればそれこそ右も左もわからない状態なのですから。
レフティーは高い?
大半は右効き用のギターが売られていますよね。
その中で見る左利き用(レフティー)は楽器屋さんでもやはり価格も高めな場合が多いです。
ていうかない場合が多いです。
音屋さんであれば、価格も抑えらえたモデルもありますが、やはりバリエーションは少ないと言えるでしょう。
レフティーなんて必要ない
これからギターを始めたいと思っている方は、ジミヘンっていう人を知っていますか?
ジミヘンドリックスというギタリストなのですが、この方はギタリストならば知らない人はいない、ギター界のヒーローです。
残念ながら1970年に他界してしまいましたが、今でも彼のトーンを追い求めるギタリストは星の数ほどいます。
その彼は、左利きだったのです。
彼の愛用ギターはストラトキャスターというギターですが、
彼はそのギターをひっくり返して、弦を逆に張ることでレフティーギターにしていたんです。
つまり、右効き用のギターもひっくり返せば、左利き用にできるということなんです。
もちろん、そもそも右効き用に作られたものですから、多少ひきづらかったりする部分もありますが、
そのシルエットがかっこよかったために、今では右効き用でもリバースヘッドモデルが普通にあったりするくらいです。
松崎しげるさんも
日本でも、松崎しげるさんは左利きのギターを使っています。
ただし、彼はたたき上げの現場育ち。
現場には右効き用のギターを右効き用の弦の順番で張られたギターしか身近になかったのです。
なので松崎さんは、そのギターをそのままひっくり返し、
コードフォームを逆に押さえて、かつストローク(弦を弾くこと)も上下逆で演奏することで対処していたんです。
まとめ
いかがでしょうか?
これからギターを始めたいと思っている方。
きっと初めての方は、試奏もあまりせずに購入だったり、通販で購入という方も多いと思います。
そんなとき、自分は右用を買えばいいのか、左用を買えばいいのかわからなくてもきっと大丈夫です。
ただし、初めてギターを購入されるときは、ヘビーメタルやデスメタルをやりたい方々を除き、
ストラトキャスターというギターがおすすめです。
ひっくり返しても違和感なく弾くことができるためです。
予算にもよりますが、初めて購入される場合は
最安を求めるなら、PlayTechがおすすめです。1万円以内で購入できます。
ある程度の品質を求めるならば、YAMAHAやFUJIGEN、PRS SE、Sterling by MUSIC MAN、Squier by Fenderなどがいいでしょう。