【MIDI対応】ループスイッチャー特集!あなたにオススメのループスイッチャーはこれだ!

たくさんのコンパクトエフェクターを使うギタリストには、もはや必須のアイテムとなったループスイッチャー。
今日は各メーカーのスイッチャー特集をしてみたいと思います。

 

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エフェクター複数のオン/オフを一発で切り替え!

まず、ループスイッチャーというものはいったいどういうものかを簡単に説明します。
これ自体にはエフェクト機能はないです。一部空間系を内臓したものもありますが、ここでは純粋にスイッチングだけを目的としたアイテムだけをご紹介します。

たくさんのインプットとアウトプット端子がついており、ここにコンパクトエフェクターを繋げていきます。
あとは、スイッチャー側で設定をしてあげれば完了です。

例えば
スイッチAを踏めば、歪みとディレイ
スイッチBを踏めば、ブースターと歪みとコーラス

というように複数のエフェクターのオン/オフを一発で切り替えることができるのです。
いわば、A /Bループの拡張版として考えるとよいでしょう。

中にはMIDIに対応したものもあるので、ディレイのタイムも変更することもできます。

 

購入のポイント

スイッチャーを購入するときに注意したい点ですが、

1.現在のボードに収まるか

まずは今お使いのボードに収まるかを検討しなくてはいけません。
もちろん、今使っているコンパクトエフェクターが入った上でスイッチャーが入るサイズが必要となります。

2.エフェクターをいくつ繋げられるか?

続いてスイッチャー側で対応している入力数の確認が必要となります。
手持ちのエフェクターが多数になればなるほど、スイッチャーの入力数は多くなります。

3.MIDI対応しているか?

ディレイなど空間系を多用するギタリストであれば、MIDI対応は必須と言えます。
歌のバックとソロでディレイタイムを変えたいときや、TAPテンポ入力をしたい場合にMIDI対応は必須となります。

4.シールドが何本必要か?

これまでは直列でエフェクターを繋げていたとしても、スイッチャーを導入した場合、
そのエフェクター達をすべて並列で接続しなくてはなりません。
エフェクターひとつにつき、2本シールドが必要になります。

 

 

厳選!弦マガおすすめスイッチャー!

Musicom Lab EFX MK4

サイズ:332(W) x 126(D) x 70(H) mm
ループ数:10+アンプチャンネル、リバーブ切替CH1,CH2,CH3
バッファ:有り(オンオフ不可)
プリセット数:125
MIDI:対応
重量:?

現状最高クラスの機能を持ったスイッチャーです。アンプチャンネル切替もでき、
エフェクト10個のうち6個を前、4個を後ろにセッティング可能です。
残念ながらバッファは切ることはできませんが、Musicomに勝る多機能は他にはありません。

 

⇒Musicom Lab EFX MK4の取り扱い店舗はこちら

 

BOSS Effect Switching System ES-8

サイズ:(W)439 mm 奥行き (D)137 mm 高さ (H)65 mm
ループ数:8(+ボリュームペダル接続用)
バッファ:インプット/アウトプット共に有り(オンオフ可)
プリセット数:800
MIDI:対応
重量:2.5 kg

BOSSが発売したスイッチャーです。
800ものパッチをメモリすることができます。
特筆すべきは、ループの順序を変更できるところです。これにより、歪みの前にワウ、歪みの後にワウなど、パッチごとに設定することができます。
MIDIにも対応しているので、幅広いパッチを作ることができます。

 

⇒BOSS Effect Switching System ES-8在庫ありのお店

 

Free The Tone ARC-3 [Routing Controller]

サイズ:446(W)x 69(H) x 138(D)mm
ループ数:8
バッファ:?
プリセット数:640
MIDI:対応
重量:約2.0Kg

FreeTheToneのARC-3の特筆すべきはHTSサーキットですね。
通常多くのエフェクターはそれぞれ出力インピーダンスが異なるのですが、それを適切に合わせてくれるため、音作りがとってもしやすくなるメリットがあります。

 

⇒Free The Tone ARC-3在庫ありのお店

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
コンパクトエフェクターを多用し、かつアンプも制御したいなら、Musicom。
ループ順を切り替えたプリセットを作りたいならBOSS、
HTSサーキットの恩恵を受けたいのであればFree The Toneと言えます。

その他にもMIDIには対応していなかったり、ループ数が少なかったり、
たくさんのスイッチャーを各社出しています。

自分の演奏スタイルに合わせて最適なスイッチャーを選択しましょう。

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