エフェクトボードに必須のパッチケーブル
みなさんは、足元のボードにどのようなケーブルを使われていますか?
昔ながらのCAJ、プラグの小さいProvidenceなどさまざまなパッチケーブルがありますよね。
中には、プラグとケーブル買って自作じゃないと不安!って方のいると思います。
しかし最近では、George L’Sのようなハンダ不要(ソルダーレス)のパッチケーブルを手軽に作ることができるようになってきました。
ソルダーレスのメリット
ハンダ不要のソルダーレスケーブルのメリットはなんといっても汎用性の高さではないでしょうか?
現場では度々機材トラブルに見舞われます。
ケーブルの断線なんて茶飯です。
そんなとき、ソルダーレスであればすぐに復旧できます。それこそニッパーやはさみ、ドライバーがあるだけで死んだケーブルを甦らすことが可能なのです。
でも接触不良が。。
ソルダーレスケーブルの先駆者といえばやはりGeorge L’Sです。
スイッチャーを用いたボードの場合、大量のプラグとシールドを用いるのに、George L’Sの小さいプラグは非常に便利でした。
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しかしながら、現場では度々接触不良に合い、ソルダーレスをやめてしまう人がまだまだ多かったようです。
そんな中、一石を投じたのがFREE THE TONEです。
FREE THE TONE SOLDERLESSケーブルキット
FREE THE TONEから発売されたソルダーレスシールドも、構造はGeorge L’Sと大差はないと思います。
しかしながらこちらは外皮に粘度の高い素材が使われていて、差し込んだケーブルが抜けづらく、
またドライバーで固定できるのでとても断線に強いものとなっています。
ワイヤレスにも使える
その丈夫さはギター、ワイヤレストランスミッタ間にも使えると謳っています。
これは弦マガ編集部担当の癖というか、ギタリストあるあるだと思うんですが、
ワイヤレストランスミッタ―ってシールド持ったままブランブラン持ってるとすぐ断線しますよね?(あれ?私だけ?)
それはしっかりハンダ付けされたシールドであってもそうです。
今まで何本ダメにしたことか。。
そのような高耐久性を求められる箇所であっても問題ないと謳われているということです。
ケーブルがやわらかく、プラグも小さい
George L’Sのもうひとつの欠点として、ケーブルが固いことがありました。
取り回しが難しいため、せっかく小さいプラグでボードに収めやすかったものを相殺してしまっていた感があります。
しかしながらFREE THE TONEのケーブルは非常にやわらかく、またDCケーブルにも使われる汎用性の高さを兼ね備えています。
つまり、あなたのボードはもちろん、自宅DAWやDTM環境のオーディオインターフェース周りにも使えるということです。
金メッキ素材もあり
FREE THE TONEのソルダーレスキットは、ケーブル単体(切り売り)でもプラグ(ストレート、L字)1個でも購入可能です。
FREE THE TONE ソルダーレスケーブル CU-416
SL-8S(Nickel)
SL-8SPro(Gold)
SL-8L(Nickel)
いくつかまとめて作りたい方向けに、セットもあります。
プラグにはニッケルとゴールドと2種類ありますが、後者はより高音質仕様となっています。
Free The Tone/ソルダーレスケーブルキット SLK-L-10
Free The Tone/ソルダーレスケーブルキット SLK-LPro-10
ストレートとL型がミックスされたセットもあります。
Free The Tone/ソルダーレスケーブルキット SLK-SL-55
Free The Tone/ソルダーレスケーブルキット SLK-SLPro-55
高音質仕様ということで若干制作の仕方も違うようなので、動画も用意されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
断線が怖かったソルダーレスも、その汎用性の高さから数々の現場で利用されています。
FREE THE TONEのソルダーレスケーブルなら、小さいプラグ、やわらかいケーブル、断線しづらいプラグで
あなたのボードを安定運用させることもできますし、
それ以外のオーディオ用途でも多岐に渡り活躍すると思います。